皆さんはワンちゃんとの散歩で「困った」「不自由だ」「やめてほしい」と感じる事はないですか?

 実は私、愛犬ジークと歩いていて一番困る事は「引っ張られる事」なんですよね。
 それで、今回のワンポイントとして、犬と人が歩きやすい散歩になれるように、ワンちゃんに「人の都合」「パパママへの気遣い」について気が付いてもらえる方法をあげてみました。

 ポイント1 引っ張られたら引っ張り返さない!
       その場に踏ん張り、電柱になったつもりで!

 ポイント2 犬に自分で「どうしたら前に進めるか」考えてもらう。
       その時間をしっかり待ってあげる事!

 ポイント3 はじめからゴールを望まない事。
       パパママが動かない事に気が付いたらほめてあげる!
       (5月のワンポイント「yes!のタイミング」を参考に♪)

★ ポイント1について

 犬の習性として、引っ張られたら、その逆の方向に力一杯に引くものなので、ぐいぐい引っ張って前進する犬に力で引っ張り返しても、効果はまったくゼロです。ますます「がんばって引っ張ろう!」なんて思われてしまいます。
 その力を「とどまって踏ん張る」に転換してみてください。大型犬でこれは大変!な時は便利な犬具「ジェントルリーダー」や「引っ張り防止胴輪」なども使ってみてくださいね。


★ ポイント2について

 人がリードを持っているとどんどん引っ張る愛犬が、どこかに繋がれてしまうとあまり引っ張らなくなっている事に気が付いた事はないですか?
 人は引っ張ると動かせる事を、愛犬はしっかり学習していますので(笑)まず「おや?なんでついてこないの?」っていつもと違う事に気が付いてもらいましょう。
 チャンスは「おや?」です。「おや?」と思ったらしい瞬間に「いい子ね+ご褒美!」で正しい行動よ!と励ましてあげましょう。おやつを使うと「伝わりやすい」事もありますね。
(4月のワンポイント「YES!」を参考に!)


★ ポイント3について

 「やれ」と言われるなど、強制されるとなかなか身に付かないけど、自分で自発的にひらめいた事って、いつまでも忘れにくい、と思いませんか?
 実はワンコもそうです。ですから、彼らが「おや?」と思う事、「どうしたら進むのかな?」と考える事、その試行錯誤の時間を大切に待ってあげてください。
 声は「あたり!」を教える時、「いい子ねぇ」とほめる時、と出し惜しみしてあげてください。パパママの声だけでも、立派なご褒美なんですから。

 さあ「おや」まできました。
これでもう引っ張らないのね!・・・・だといいですが、習慣が変わるという事は、とっても大変な事です。

 愛犬がパパママを気遣って歩くのが「引っ張り合わない散歩」のゴールですが、一度に全部愛犬に望むのは負担のかけすぎですから、パパやママが止まったことに気が付いた事をほめてあげてください。

 何度も何度も止まって、初めのころは全然先へ進めないですが、ちょうど夏ですし、暫くそんな事をしていれば十分疲れてのんびり歩き出しますので(笑)少なくとも1週間は「絶対に!」引っ張られたら電信柱に変身!お口もチャック!を徹底してみてください。
 (出来れば一日2回だったりするお散歩を、4・5回に増やして、ちょっとでる、また出る。としてあげられるともっと効果的ですよ。でも毎日の事ですから、まずは無理の無いように、パパママの負担にならないように。も大きなポイントです。)

 さあ、これを実行していったら!1週間後にはちょっぴり変わっている愛犬の視線に出会えるかもしれないですよ。
 時間のかかるレッスンです。のんびり確実に実行してみてくださいね。

□ 後記 □

 とってもハイスピード、簡略での記述です。
 もうちょっと詳しく、判りやすく、見本を見せて、などありましたら、「ふれあい勉強会」のほかにも、毎月第2・4土曜日AM9時から「勧修寺公園の清掃」をしているスタッフに声をかけてください。(ロゴ入りTシャツか、ゼッケンなどをしているので、わかると思います。
 私たちでお手伝いできる事がありましたら、一緒に困ったり学んだりしていけたらと思います。

2004/07/09
 Writer=ji-ku.mama/監修=momo.mama+AHC