2007年01月15日(月)
陰陽師、QUEEN三昧の千日回峰ならぬ一日回峰す。 [解説 > 音楽]
この日曜日、昼間は梅田芸術劇場で「We Will Rock You」(以下、WWRY)の鑑賞。その後、その足で京都RAGでの「クイーンマニア」十周年記念?ライブ鑑賞。
距離にして117キロ、時間にして3時間10分を超える大移動を伴うクイーン三昧な一日だった。奈良を出発地に時計回りにナンバ〜梅田〜河原町〜三条京阪〜奈良と一周回る平成の一日回峰行のごとき大イベントだった(?)。
さてまずは「WWRY」。これは一昨年新宿で公演が行われ今回関西地区初上陸。さすがに新宿まで新幹線代を使ってまで観に行く気はしなかったが、去年ラスベガスに行った際、観てやろうと思ったら公演自体が終ってたorzで結局観ることもなく終るのかと思ったら新宿でウケタのかどうなのかこの関西で再演となったのでR。出演者は新宿の時と同じ人たちかどうか知らないが、わざわざ新宿まで観に行った人達はご苦労さんだった(笑)。
ま、いまさら筋立てやら解説しても(ネットを観れば溢れるくらいあるから興味を持った方は検索してみてちょ)仕方ないし筋立てもあるような無いようなもんなのでここでは個人的な感想を述べてみる。
「おもろい」(爆)
いや面白いのだ。私はミュージカルなんてほとんど見たことがない。観たことがあるのは精々アミューズメントパークでやってるようなものだけで、本格的な劇場でのミュージカル鑑賞は芝居も含めてほとんど経験がない。ゆえにどうゆう楽しみ方、見方をしたらいいかわからない、セリフも英語で(一応字幕付き)、字幕を観てると演技が見えないし演技を見てるとセリフがわからない(笑)、それでも一応クイーンの曲は知っていたので曲になるとよくわかった(笑)。
なんせ私に、もう一度観てもいいかな?と思わせるくらいのインパクトはあった。でも次に鑑賞するとしたらS席(一階)で端っこのほう(今回私は13列目ながら一番左端だったorz)よりは全体が見渡せるA席(二階)のほうがいいかも知れない???と思う。
で何が一番よかったかって、歌がめちゃくちゃ上手いのだ、ミュージカルだから当たり前っちゃあ当たり前だが。出演している俳優、ん?俳優でいいのか?西友、もとい声優ではないよな。ダンサーではもっとないよな、まあいい。演技と歌とダンスと、、、。まさにオールマイティ(古)なのだ。
出演者は有名なのか無名なのかよくわからんがこうゆう能力を持った人はわんさか居るんだな、世界には。生演奏していたバンドマンにしても演奏や歌ならクイーンより遥かに上だ(爆)。やっぱりヘタっぴぃなアマチュアの演奏や歌を耳にすることが多かった私の耳のモチベーションが知らぬうちに随分落ちていたんだな、良い演奏に良い歌を聴いてクイーンの良さを再確認した(爆爆笑)
「WWRY」を未見のクイーンファンを自称する人たちに警告しておく。観なさい!S席の端っこや後のほうだとツライしフィーが高い(¥11,500)なら、二階のA席(¥8,500)や三階のB席(¥6,500)でも充分楽しめるゾよ!
公演時間は休憩を挟んで2時間45分くらいたっぷりあるから時間当たり単価(ってそういう問題でもないと思うが)は安いゾ!
Posted by 陰陽師 at 12時11分 パーマリンク トラックバック ( 1 ) コメント ( 7 )
2007年01月10日(水)
イケズな話2 [解説 > 経済金融 > 仕事]
関東者を悩ます京都人のイケズ。まだある(爆)。あ、ちなみに「爆笑」という言葉は多人数で「大笑い」することを指す言葉だから個人のブログで(爆)とか(爆笑)というのは誤用でR。しかし、ネット上では一般的に「大笑い」の上位概念として使われているようだからそのまま使う。ん?いや、ただそれだけ(笑)。
さて、営業マンが会社を訪問する。「ちわーっす、○○銀行の△△ですっ」元気よく引き戸(引き戸?)を開ける。扉の一mくらい先にはカウンターがありその奥は事務所となっていて何人かの人が机に向かって仕事をしている。返事がない、、、orz「ちわっっす」、、、、やっぱり返事がない、それどころかこちらをチラっと見る人すら居ない。
「?」あれ!?会社、間違ったか、、、と思ったところへ事務所の奥にある別の部屋から「は〜〜〜い」と銀行担当の経理の方が出てくる。「こちらへどうぞ」事務所内にある応接へ通される。ここに至っても、事務所に居る人達は営業マンのことを気にも掛けない。
面談が終って事務所内の応接から事務所内を通り入り口の処で振り返り挨拶する。「おじゃましました、失礼します」。やっぱり経理担当者を除いてそれ以外の事務所内の人たちは無反応である。。。。。
「俺、何か悪いことした?」二回目の訪問以降関東者はどんどん自己憐憫罪悪感、自分で感じなくても良いような感情にとらわれるのである。精神の弱い者はこのままあっちの世界の寸止めまで逝ってしまう。。。
この話をなるほどと聞いたあと、別の取引先の人にも訊いてみた。そしたら答えは「そうなんですよ、今では慣れましたけど」
京都人のイケズは人を精神的に追い詰めても止むことはない(爆)。
Posted by 陰陽師 at 17時33分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
2007年01月08日(月)
イケズな話? [小説]
NO MUSIC
NO LIFE
だぁ〜、あん!?
まあ、こういうことを言う人が居ると、音楽が無かったらほんまにお前死ぬんけ!とイケズなことを言ってみたくなる。
私なら間違いなく死なない。命あっての物だね、音楽なんぞどうでもいい。ま、成人の日なのでイケズなことを言ってみた(爆)。
ちなみに私は今年になってからCDレコードの類を一枚も聴いて無いぞ、休みはずっと家に居たのに(笑)。まあいい。
さて、では何をしていたかと言うと
読書だ(笑)
まずは奥田英朗だ。伊良部先生(笑)。「町長選挙」。いつものドタバタ、実在の人物を思わせる登場人物。笑わせてくれます、はい。肩の凝らないエンタテイメントなら伊良部先生しかない。
次は京極夏彦の「邪魅の雫」新書版で二段組817ページもある。ネタばれしないため詳細は書けないが、どうにも納得出来ないのは、最後のほうで中禅寺(憑き物落とし)が登場してくる場面が無理からにというか不自然というか、出てくるならもっと前に出てこいよ!みたいな場面なんだな、前作の「陰摩羅鬼の瑕」でも感じたが、京極さんも段々ネタに息詰まっているのか、ちょっと苦しい展開が多くなってきた(笑)。
とはいいつつもボリューム満点!(笑)読了するのに四日掛かった。話の筋が幾筋も時に平行に時に交差しながら交わるような交わらないような繋がるような繋がらないようなもどかしさを感じながら脳味噌を揉まれてるようなカリカリ感を感じながら読み進んだ。おかげで年末から正月に懸けて完全に寝ていた頭をシャキッと目覚めた。
そして今のわたしならこう言うな
NO BOOK
NO LIFE
ヴィヴァ!
Posted by 陰陽師 at 20時46分 パーマリンク トラックバック ( 0 ) コメント ( 2 )
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